最近リコリス・リコイルのスピンオフ、リコリス・リコイル リロードを読みました。
実はリコリコのアンソロジーを買うのは初めてで、リロード以外は買ってません。
というのも、今回のアンソロジー、リロードにはキャラ原案のいむぎみるさんの漫画が載ってるんですよ。自分はそれ目当てで買いました。
今回はリコリコそのものへの評価を軽く書きながら、本書の感想を勝手に書いていきます。
【ネタバレ】リコリコ感想
短くまとめるとリコリコはおもろかったです。リコリコは千束を中心としたリコリスとしてのシリアス・バトル軸と、千束とたきなによる純愛百合恋愛軸によって構成されてるなと思いました。
バトルシーンはスタイリッシュでかっこよかったし、同じ本編ラスボスにあたる真島も千束と同じレベルの異才を持つキャラで、ラストのバトルシーンはストーリーの内容もあってかなり胸に来るところもあったけど、結局たきなと共闘、いつものリコリコになってよかった。
千束とたきなの百合描写は直接的には描かれてないけど、それが個人的にはよかった。
シリアスな場面ではお互いがお互いを照れもせずに想い合い、プラトニックさがあってよかった。それ以外は基本ギャグで、これが面白くてリコリコらしさなんだなと思った。
それもあって最終回は面白かったと思う。リコリコらしいギャグテイストなラストで、なぜハワイ?という謎に関してはやはり同性婚が認められてるからという考察があってよかったです。
アンソロジー辛口レビュー
こっから先は前述したリコリコへの感想を持つ私がリロードを読んで感じたことを書いていきます。良かったものあんまり良くなかったものを紹介していきます。
いむぎみるさんのアンソロについて
面白かったです。ふつーに漫画家なさってることもあってふつーに短編漫画してましたね。
内容としては千束とたきながリコリスとしてある依頼をこなすという内容なんですが、ちゃんとリコリコしてました。個人的にはこれが本書で1番好きです。
他のアンソロについて
正直言って、あまり好きではありませんでした。
なぜかというと千束とたきなの百合にしか感じられないからです。それもただ照れさせてみたみたいな。最後のミカのアンソロも同じく、ただリコリコ本編で語られなかった行間を描写しただけだったり、その話としてあんまり独立性を感じられませんでした。
要するに短編漫画としてどれも成立してなくないか?と思ってしまいました。読み応えがあんまり感じられませんでした。
マギの公式アンソロジーぶりに買って、アンソロジーってそんなもんだよなと思いつつもいむぎみるさんのやつとの落差が激しかったような気がしました。